先日、Algonquin Provincial Park の The Little Island Lake へ行ってきた。10月頭の Algonquin は最も紅葉が美しい季節。皆がイメージするカナダの秋がそこにあるといった風になる。

当然気温もだいぶ下がり出してきていて、寒い日は最低気温が3度だとか、場合によってはマイナスまで下がることも。カヌーキャンプという遊びにおいては、そろそろシーズン終了間近と言える時期になる。今年のカヌーキャンプ納めをどこにするか……悩んだ末に The Little Island Lake という場所に決めた。
The Little Island Lake はその名の通り、湖の中に小さな島がある湖だ。 Route 60 沿いにある Access point #6 から Smoke Lake に入り、一度 Portage を挟み Kootchie Lake へ、再度 Portage をして到着する湖である。あまり奥まではいかないが、ゆったり一泊二日を楽しめるかな?といったルートだ。
ルートとしては以下のような感じになる。緑がカヌーで、赤が Portage をした区間を示している。
Portage とは、カヌーを担いで陸路を歩くことだ。このあたりは湖と湖が水路で繋がっていない場合も多く、その間を歩き抜ける必要がある。カヌーだけでなくトレイル歩きを楽しめるのがメリットだが、Portage 中は全ての荷物とカヌーを背負う必要があるためとても疲れるのがデメリットになる……。
Smoke Lake
天候は気持ちの良い秋晴れで、波もあまり高くはない。絶好のカヌー日和だ。レンタルしたカヌーを使ってゆったりと進んでいく。

この辺りはAccess pointから直接これることもあり、たくさんの別荘が立っている地域だ。噂によると現在は発行されていない国からの土地のリースを受けた人だけが扱える別荘だそうで、リース権もはちゃめちゃにお高いらしい。とても羨ましい。
Portage
Smoke Lake からのPortageはやや長い。長さにして900mほどの道の中で、シラカバやメープル、アスペンの混交林に入っていく。メープルはある程度葉が落ちたのか、アスペンやシラカバの黄色に色づいた森をゆったりとあることができた。



The Little Island Lake
The Little Island Lake に到着したため、良い塩梅のキャンプサイトを探して引き続きカヌーを漕ぐ。風はほぼなく、湖は鏡のように空と森を反射していた。

程よく漕いだところで、島の東側に空いているキャンプサイトを見つけたため向かった。ここで焚き火をして一泊することに。

キャンプサイトはだいぶ過ごしやすく快適な場所だった。今後もリピしていいかも。
夜が更けてくると星もしっかりと見えていた。一面の星空をスマホカメラでなんとか撮っていると、一眼レフを持ってきたくなる……。


2025年カヌー納め旅は天候にも恵まれ大成功と言える旅だった。
……それにしても、こういう記事を書いているとまた行きたくなってきちゃうなぁ!あーどうしよう!でも今から企画すると普通に雪が降る時期になっちゃうんだよなー!!


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